作業事例

キャデラック CTS チェックエンジンランプ点灯

走行距離83,000km チェックランプ点灯とのことでご入庫されました。

際立ったエンジン不調などは発生せず、走行中に突然点灯します。

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GM 専用テスターTech 2にて診断を実施。

ECMに”P0017 クランクシャフトポジション – エキゾースト カムシャフトポジション相関 バンク1“と入力あり。

クランクシャフトポジションとバンク1 エキゾーストカムシャフトポジション間のタイミングに問題がありそうな為、

ライブデータを参照したところバンク1 エキゾーストカムシャフトポジションのカウントに若干の遅れがありました。

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エンジンフロントカバー取り外しにて点検。

写真では分かりませんがバンク1 エキゾーストカムシャフトが遅れてしまっています。

タイミングチェーンのローテーションを点検しましたが問題はありませんでした。

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原因はエキゾーストカムシャフトポジションアクチュエーターによるものでした。

本来、下写真の油圧室のベーンに掛かる油圧で連結するカムシャフトが進角、遅角を行い

エキゾーストバルブタイミングを変化させているものなのですが、

内部スプリングの不良により上記の作動が行えずバルブタイミングが可変出来なくなり、

エキゾーストタイミングが遅れてしまいチェックランプが点灯してしまったと思われます。

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エキゾースト カムシャフトポジションアクチュエーター交換を実施。

また、このエンジンは定期的なエンジンオイル交換を行わないことでタイミングチェーンが早々に伸びてしまい、

同様にチェックランプ点灯またエンジン不調に繋がるとの本国情報があった為、

今回タイミングチェーン及びテンショナーも一式交換させていただきました。

 

交換後、テストドライブを実施しましたがチェックランプが点灯することはありませんでした。

再度テスター接続にてライブデータを参照しましたが、エキゾーストカムシャフトポジションのカウントも問題ありませんでした。

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